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定款作成に着手
( 会社設立 )  11月12日
こんにちは。ayaeです。
秋も深まってまいりましたね☆
先日、友人が河口湖に旅行に行った際に、素敵な紅葉の写真を送ってくれました。
また、上智大学では、若い学生が元気に学園祭を盛り上げています!!
20代前後の学生に囲まれて勉強していると、つい自分の年齢を忘れてしまいますが、
日々、とても良いエネルギーをいただけていることに感謝です。(笑)
 colored leaves..jpg
さて、私はいよいよ11月から定款の作成に入りました。
 
定款という言葉を初めて聞いたときは、
とっても難しいイメージばかりで、何のことかサッパリわかりませんでした。。。
本で調べても、人に聞いても、きちんと自分の中に入ってこなくて、
私は本当に定款なるものを作ることができるのかしら。。。???
と、少し不安にも思いました。
 
しかし、自分自身の事業計画に少しずつ整理がついてくると、
不思議なことに定款の意味も飲み込めてきたのです。
 
余談になりますが、日本で1位、2位を争う強豪大学アメフトリーグのチームである、法政大学のコーチは、
「考動力」を元にご指導に当たられているそうです。
つまり、コーチがすべてを決めて、それに選手が従うだけというスパルタ式ではなく、
選手が自ら考え、動き、そこに改良を何度も加えながらより良い練習方法や試合の作戦を練っていくのです。
その方法によって、選手たちに自主性が芽生え、関東では常に1位、日本全国でも、トップの成績をキープしていることで有名です。
 
余談が長くなりましたが、起業についても同じで、自ら考え、動くことの大切さを、定款の段階で既に痛感している次第です。。。
 
さて、定款には、3つのパートがあります。
☆絶対的記載事項・・・定款に必ず記載しなくてはならない項目。
              商号、事業目的、本店所在地、出資金額、
              発起人の氏名と住所、発行可能株式総数
☆相対的記載事項・・・必須ではないものの、記載すれば法的効力が出る項目。
              
☆任意的記載事項・・・定款に記載しなくてもその効力を発揮させることが可能な
              項目。
の3つです。
ん~。。。こう文字で書いてしまうとやっぱり難しく感じてしまいませんか??
そこで、混乱を防ぐためにも、ひとつひとつ丁寧に見ていくことにしました。

まず初めは、絶対的記載事項から始めることにしました。
自分で調べることは何より大切ですが、先輩起業家からの貴重なご意見も頂いたので、皆様に共有させてくださいね。
まず、絶対的記載事項で一番ネックになるのは、事業目的だそうです。
定款は、その都度修正も可能なのですが、手間と費用がかかってしまいます。
そのため、できるだけ最初から完成度を高くしてから提出したほうが良いのは言うまでもありません。
そこで、起業時にはすぐに事業展開しなくても、5年後ぐらいには具体的に事業展開したい項目があれば、予め定款に書いておくことが得策だということです。
たとえば、私の場合は、「ココロ・カラダ・ハダと自然リズムとの調和の中に真の美と健康を輝かせる」ため、「ヨガ・オーガニックライフ・オーガニック製品でのセラピー」を提供する会社を設立します。
しかし、初めはヨガとオーガニック製品でのセラピーが中心になるため、サロン内にオーガニックカフェを併設しませんが、会社が軌道に乗ってきたらすぐにでもオーガニックカフェを併設して、お客様に真の美と健康をより身近なものにできるお手伝いがしたいと考えています。
その場合も、予めオーガニックカフェを展開することを踏まえ、事業目的の欄に「食品の製造と販売」という項目を書いておきます。
すると、いざオーガニックカフェを始めることになっても定款の修正をしなくても済むというわけです。
今週は、この絶対的記載事項を完成させることが目標です。
また完成したらご報告いたしますねっ。

~メンター奥谷さんへの質問~

奥谷さんコンニチハ!!
さて、今回は、定款の記事内容についてのご感想をいただければと思います。
本を読んだり、先輩に伺ったりして自分なりに解釈した内容をブログに書いたのですが、
このような考え方を奥谷さんはどのように思いますか?
アドバイスも含め、よろしくお願いいたします。




この記事へのコメント
 Posted by 作山 若子 [ 投稿日時 :11月17日 ]

初めまして。和みの作山です。

初めまして。
応援団メンバーとしてコメントしたかったのですが、
なかなか操作が飲み込めず遅くなってしまいました。
ごめんなさい。

ところで、定款ですが、今、
考えていらっしゃる事業目的を
中心にもちろん、いれることは必須です。
そして将来も考えていれることも
もちろん賛成ですが、かといって
なんでもいろんなビジネスを
定款にいれている会社はどうでしょうか。

そういう会社は今度「何屋さんですか?」
と聞きたくなってしまいます。

自分の会社の特徴、強みを出すのが
定款でもあるので、いまの段階で
あまり先を考えすぎず、
どうしてもやりたい事業が増えたら
それから定款を変更してもいいと
思いますよ。
事業が進めば、もしかしたら
将来、複数の会社を設立することも
あると思うので、その都度、
検討されるといいと思います。

定款と事業目的、会社を設立するうえで
とても大切ですよね。
私もオーガニックやフェアトレードに特化した
メーカーをやっていますが、事業目的は
経営していくうえで、あらゆる判断の立ちかえる場所に
なるところです。
そして、この事業目的を決めるうえで
是非、一緒に考えてほしいのは
「経営理念」です。
何のための会社なのか
そのためには何をするのか
会社の事業規模が変わったり
ステージが変わると必ずいろんな判断に
経営者は迫られますが
この2つをしっかり決めておけば
判断に迷ったとき、立ち返ることができます。
是非、しっかりと考えてみてください。

 Posted by 奥谷京子 [ 投稿日時 :11月16日 ]

何をやりたいのかを鮮明にして目的欄を作ろう

ayaeさん、こんにちは、WWB/ジャパン奥谷です。

目的欄というのは自社の事業内容を示す大事な要素ですね。
私たちも4年数ヶ月前に自前でカフェ(http://www.p-alt.co.jp/asante/archives/cafe/)を始めるとは設立当初に思ってもいなかったので、目的欄を追加しました。おっしゃるとおり、新たに増えればそのときに変更が必要で、法務局に手続きに行くのには手間もお金もかかります。

で、書いて行く項目は狭すぎず、広すぎず、たわしを売るのでも「日用品の販売」にせよ、とか、ものの本にはこういうことが書いてあります。判断しにくいところですけどね。

ayaeさんの場合は、オーガニックカフェと書いてあるので、例えばクッキーなどを作って、完成品(袋詰めされたもの)を売るのではなくて、そこでお茶と一緒に出すようなイメージですよね?
そうすると、製造・販売だけではなくて、飲食店の経営のほうが近いのではないかと思います。その辺りをどうイメージするか、なのです。カフェの店は立ち上げるかどうかまではわからないということであれば、可能性も含めて両方とも書いておけばいいです。
最近は私も会社設立の手続きをしていないので、状況が変化しているかもしれませんが、かつてはこれまでに登録のないような新業種・分野のカタカナ文字は案外目的欄に盛り込んでも受け付けられないというケースがありました。
表現の仕方について疑問に思ったら、定款のチェックをしてもらおうと考えている公証役場(普通は駅に近いとか、法務局のそばなどにあります)の人に電話で相談してみたらいいと思います。

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