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許認可について
( 会社設立 )  12月04日
こんにちは。ayaeです。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
 
さて、早いもので、今年も残すところあと僅かになりました。
2009年に感謝の気持ちを込めて、残りの日々も楽しく過ごしたいものですね。
我が家では、12月には2回ホームパーティーを開催し、日ごろお世話になっている方々へ、オーガニックビュッフェをふるまいます。
パーティーでは、世界中の素晴らしい音楽を流したり、
ヨガの観点から、2009年に感謝の瞑想をみなさまと共に行うキャンドルナイトを予定しています。
今は毎日、パーティーレシピも兼ねた夕食作りを楽しんでいます。
今年も良い一年だったと、心から言えるような幸せな年末にしたいです。


ところで、以前に、定款の作成に着手したことをブログに書きましたが、
定款を作るためには、事業目的を明確にするとともに、その事業を行うための
許可が必要になります。
そのことを、「許認可」と言います。

「許認可」という言葉は、普段聞きなれないですし、初めて聞いたときは、「定款」同様何の事だかさっぱり分かりませんでした。
お恥ずかしいことに、何かしら許可がいるのだろうなというイメージしかありませんでした。

しかし、定款をきちんと作成するためにも、まず調べておかなくてはいけないのが、「許認可」です。

では、私の例を取り上げてみましょう。
私は、現在、エステヨガオーガニック料理教室を組み合わせたホリスティックなセラピーを受けることができるサロンを作る事業を興そうとしています。
そして、事業が好調に進んできたらタイミングを見計らって、ホリスティックなセラピーに相乗効果を与えるオーガニックカフェも設立したいと考えています。

この場合、どの事業に許認可が必要なのかを調べます。
また、同じ事業でも、その内容によって許認可が必要な場合と、そうでない場合があるので注意が必要です。

では、一つずつ見て参りましょう。


エステの場合
エステの場合は、通常ですと許認可は要りません。
エステは、自由業であり、特に必要な届け出がないのです。
しかし、例えばお風呂やシャワーを使う際は、排水の設備や間取り、備品の規定があるため、保健所に許認可の申請をすることが求められます。
同じエステでも、お風呂を使うか使わないかで、許認可の有無が変わってくるのですね!

ヨガの場合
特に許認可は必要ありません。

オーガニック料理教室
特に許認可は必要ありません。

☆カフェの場合
カフェの場合は、食品衛生法により、許認可が必要となります。
保健所に許認可の申請をします。
私が、保健所に問い合わせた際に得た情報では、もし自宅でカフェを開くとしたら、
規定の間取りに修繕工事をする必要性と、家庭のキッチンとカフェのキッチンを別にする必要性があることを知ることができました。
また、カフェには、必ず食品衛生責任者が一人以上いることが求められます。
これは、各都道府県の講習会を受けることで得られる資格です。


その他、事業によっては警察署や税務署、都道府県や運輸省、公共職業安定所など、その事業に見合った窓口での許認可申請が必要となります。

許認可について調べる段階では、いよいよ自分の事業のイメージがハッキリと
視覚化できるようになります。
書類など、手間のかかることもありますが、ワクワクするものです。

私の場合は、今のところ、許認可の申請はありませんが、
早めに調べておくことで、将来のカフェのイメージが視覚化しやすくなりました。
調べたり書類を作成したり、起業にはたくさんの過程がありますが、
少しずつ形になっていくのを実感できて楽しいです。

将来のカフェでは、こんなヴィーガンスウィーツもメニューに入れたいなと
毎日ちょこちょこ作っています。(笑)
生クリームや乳製品、卵などを使わなくてもおいしく食べられるカラダに優しいスウィーツです。
vegan sweets.jpg


~メンター奥谷さんへの質問~

奥谷さんこんにちは。
いつも的確なご回答ありがとうございます。

私の場合、最初は許認可が必要ない事業なのですが、奥谷さんの場合はいかがでしたでしょうか?
また、新たに事業を加える際に再度許認可を申請したことはありますか?
このブログに書いた許認可についての記事で、もし補足事項や奥谷さんのご意見があれば教えてください。
よろしくお願いいたします。
この記事へのコメント
 Posted by 奥谷京子 [ 投稿日時 :12月04日 ]

美容業界の動向には着目してください

 ayaeさん、こんにちは、WWB/ジャパンの奥谷です。

 私どもの事業も最初は特に許認可は必要としないものでした。ですので、特に申請などは出していません。
 が、一度人材紹介の資格を取りに行ったことがあり、その時には責任者講習を受けて、定款の目的欄も追加をしました。それから以前のコメントに書いたとおり、カフェを始めた時も、立ち上げる段階で許認可がおりるような設計を依頼し、今の店長が講習を受けて、そして定款の目的欄も追加しています。

 エステについてははさみを使うような行為(髪を切るだけでなく、例えば眉カットすることも)も保健所の管轄になります。
 また最近はまつげエクステで目のトラブルが発生して、行政でも見直しをという声もあがっていると聞いたこともあります。美容業界ではこの動きが変わってくる可能性があるかもしれませんのでアンテナを張っておいてください。

 許認可とは関係がないので蛇足ですが、今後オーガニックに関するグッズを販売するというような場合に、特に化粧品など肌に直接つけるもの、あるいは直接口に入るような食品を扱う場合は、保管等を十分に気をつけてください。
 製造者の責任の場合もありますが、お店の保管の仕方、買ってからのお客様の使い方、いろんなことで商品のトラブルが置きかねないです。十分に注意を払っても払いすぎることはないと思いますので。

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