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H社長のアドバイス
( その他, キャリア, セルフチェック, 商品・サービス )  12月18日

みなさん、こんにちは。

先日、仲の良い中小企業の社長さんから、こんなことを言われました。

H社長:「随分、いろいろな事業をやっているんだね。ひとりでやっているの?」

私:「はい。内容やボリュームに応じて、ビジネスパートナーと組んでやっています。」

H社長:「この中で1番やりたいことを決めて絞っていくといいね。」

私:「!!!」

H社長:「僕も会社を興したときは、いろいろなことをやっていたなぁ~、専門性を出すためにも、何かひとつに絞った方がいい。絞るということは間口を狭めるようで不安だろうけど、結果的には狭い間口で得たお客様とは長い付き合いをさせてもらっている。」

私:「!!!」

H社長:「やりたいことに集中するためにも、儲けたい、成功するためにもね(笑)。ひとりで立ち上げたビジネスなのだから、分かりやすい事業の方がいい。」

私:「!!!」

何を本当にやりたいのか!?何をすれば成功する(収益が得られる)のか!?

この両方がかなっていることが1番最高!!!

目的と手段がごっちゃになってはいけないと思いつつ・・・

15.jpg

絞るとは、とても勇気がいること。

これで本当に大丈夫か!?という不安に打ち勝つこと。

そして、全エネルギーを注いでいけること。

強い自信が必要なこと。

他者については冷静に分析ができても、自分のこととなると難しい。

事業を興す前に自分のスキルについて棚卸しをしたつもりでしたが、事業を興してからも更に違う角度からの棚卸しをするべきなんでしょうね。

今まではお客様の要望に応じて、カメレオンのごとく柔軟に対応していくのが私のスタイルでした。

なので、あえて自分の色は持たず、相手の望む色になること(努めること)。

これはビジネスに限らず、プライベートにおいても同じような傾向が。

相手がどうしたいか??

それが分かった上で、自分がどうしたいか??

ビジネスという言葉の響きは難しいもののように感じますが、親しい友人・知人とのお付き合いではないからこそ、分かりやすいものが好まれるのでしょうね。

相手の望む色になる前に、自分の色を持つ。

これが後々、競合と比較した時の差別化になっていくのでしょう。

来年以降にもつながる・・・ありがたいお言葉でした(^-^)

《メンター吉枝さんへの質問》
多方面でご活躍されている吉枝さん。現在のお仕事をメインでされるまでは、事業の絞込みで熟考されたことはありますか?

 

この記事へのコメント
 Posted by 吉枝ゆき子 [ 投稿日時 :12月22日 ]

ターゲットを絞る

藤原さん
みなさん
こんにちは メンター役の  ソフィットウェブプランニング 吉枝です。

そうですか、
藤原さん H社長さんから とってもいいアドバイスをいただきましたね!

自分の得意に絞って専門性を出していくのは とても大事なことだと思います。
特に、小さな会社ではなおのことです。

大きな会社のビジネスの手法は 私たちのような小さな会社には
そのままあてはまらないことがたくさんあります。
大きな会社の発想は 「できないことをなくす、欠点をカバーする」だそうですが、
小さな会社の発想は 「できることを とことん伸ばす」だそうですよ。

特にマンパワーも小さい起業当初は やるべきことに絞っていくことが大事ですね。

日本で 一番高い山が富士山だとは 誰もが知っていても、
2番目に高い山は ほとんど知る人がいないでしょう?

それと同じようにビジネスにおいても 
「小さな分野でも 自分が一番になれる領域を見つける」ことが第一です。
「分野を絞る」でもいいですし、「ターゲットのお客さんを絞る」もいいですし、
「地域を絞る」もいいです。

何かで一番になって その分野で認知されれば、
そこから 自ずと活躍できる領域は広がっていきます。

「トンガリを持つ」という 表現をする人もいますね。

●市場のニーズに対して 自分の得意が一番発揮できるのは どこの分野か、
●また どんなお客さんが 一番自分の商品を喜んでくれるのか?

は常に考えていかなくてはいけないなぁと思います。

自分のビジネスの専門分野の絞り方としては

(1)自分の得意や経験、人脈が生きる分野であること
(2)市場のニーズが確実にあること
(3)競合他者と比べて差別化できるポイントになること

この3つがそろっていることが ベストです。

けれど、いきなり専門分野を絞ってしまうのは誰しも怖いことですよね。

ですからあらかじめ「テストマーケティング」をして その分野に絞っていって反応が取れるのか
自分はその分野でやっていけるのか、の手ごたえを感じておくことは必要だと思います。

起業前に 「この分野なら自分はいける! これで行くぞ!」って思えるものが決まっていればいいですが、
必ずしもそれがわからなうことも多いですから、

起業当初は、やはり お客さんの反応をみながら「どこにニーズがあって、どこなら勝てるのか」
の試行錯誤の時期があってもしょうがないんじゃないかなぁと思います。

それに、日々、市場のニーズも変わっていきますから、専門を絞っても変えていかなくてはいけない場面も出てくるのです。

キャリアを木の幹と枝葉に例えた方がいらっしゃいました。
土台となる、自分の得意や生き方の信念が「木の幹」だとしたら、
市場のニーズの変化に合わせて伸ばし方を変える部分が「枝葉」です。

そんな意味で 私なども起業当初は 「自分の得意はこれ!」と言えるものは何もなく
試行錯誤の連続でしたし、

今でも変化する世の中に合わせて「自分の立ち位置(ポジション)はここであっているか?」と
「市場のニーズは変わっていないか」
を考え続けています。

最初から 専門分野が絞れれば一番ですが、
なかなか最初は そうできないことも多いですよね。
でも 「専門分野を持つことだ大事なんだ。」と意識しておくことは大事だと思います。

特に器用な方ほど何に特化して起業したらいいのか迷うことが多いようなのですが、
とにかく大枠だけ決めた上で、
あとはお客さんのニーズに真剣に応え続けていくことをおすすめしています。

そうすれば自然と経験値が上がっていって自分でも自信が持てる分野ができてきます。
その積み重ねが後から気付けば、 「ほかの人には簡単に真似できない自分の得意分野」になっていたりもします。

どんな分野でもプロと呼べる専門家になるには それに投じる時間や経験の積み重ねが必要です。

私が起業について学ばせてもらった先輩起業家からは
「ある分野でプロとしてお金をもらえるようになるまでは最低でも1000時間以上を集中して投じる必要がある」
と言われていました。

ですから起業を考えるなら、
興味が移り変わりやすい人は特に、
起業した後にどう活かすのかをイメージしながら
取り組む内容を絞っていくことが大事かなと思います。

年末年始は 来年の1年間、そしてその3年後など将来像を描くいいタイミングですね。

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