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うまい話にご用心!?
( その他, 業界動向 )  02月12日

みなさん、こんにちは。

最近になって、こんな問い合わせが頻繁にあります。

●取材の依頼

●新設企業に向けた広報支援

●女性起業家のための集客ノウハウ伝授(複数同様のタイトルあり)

●創業1年で100億儲けるマル秘テクニックを公開(複数同様のタイトルあり)

などなど・・・

外出していることが多いため、事務所の電話に留守電が残っていたり、FAXが届いていたり。

弊社はみなさんもご存知の通り、会社を設立して1年未満の小さな会社(;^_^)。

仮にも“取材”なんて留守電を聞いたりすると、テンション上がっちゃいますよね!

このブログはもちろん、ホームページも公開中。

どこかで情報を見つけてくれたのかなぁ・・・とポジティブに考えつつ・・・

でも待てよ!!!気になる点がいくつか・・・


留守電の着信番号が非通知や、関東圏ではない地方の番号だったり。

取材って??弊社を取り上げることのメリットってなんだろう??

そもそも何に掲載されるのか??

なぜ依頼もしていないのに、広報支援してくれるのだろう??

頭を冷やし、よくよく考えてみると、どれもこれも疑問が残る。

そして必ず電話もFAXも「興味があればご連絡ください」と結びの一言。

不明点があるのであれば、直接問い合わせした方が良い。

でも逆に相手の思うツボ(仕掛けにはまる)なのでは!?

本人から問い合わせをさせて、その上で説明と営業・・・という流れは目に見えている。

問い合わせしたら最後・・・という怖い展開もありうる。

23回.jpg

こんな時にも、インターネットはとっても便利!

試しに、着信に残っていた社名を検索してみました。

すると、注目すべき悲痛な書き込みが!!

「取材と言われて、とんでもない金額を後から請求された!」
「地元のフリーペーパーに掲載と言われたが、そもそもそんなフリーペーパーの存在が確認できない」
「ありえない位、小さい記事」

その書き込みについて、

「騙される方が悪い」
「ちゃんと細部を確認しない方が悪い」
「そんな美味しい話があるはずない」
と厳しいコメントも。

ご、ご、ごもっともです。

結果的には騙されるのが悪い。

でも事業をスタートさせたばかりの小さい会社が、その話にのってしまった心情も理解できる。

この書き込みをどこまで信用するかは別として、

詐欺は日常で当たり前のように起きている世の中です。

あらゆる切り口で(対象を選定して)アプローチしてきます。

弊社のような新設したばかりの会社がターゲットにされる場合もある。

もちろん全部が詐欺的なものでもなく、信用がおける広報・集客支援をしてくれるメディア・会社もある。

このブログも“厚生労働省が提供する女性のための起業支援”という安心できるサイトだったので応募しました。

せっかくの起業準備金や売上げを失わないためにも、外部からの甘いお話(うまい話)には十分注意してくださいね。

自分でしっかりと情報を見極めて、慎重になる必要があります!!!

【メンター吉枝さんへの質問】

これから起業を考えている人や弊社のような新設企業をターゲットに、詐欺などトラブルにはまったケース(注意すべきケース)をご存知でしたら教えていただけますでしょうか?
よろしくお願い致します。

 


 

この記事へのコメント
 Posted by 吉枝ゆき子 [ 投稿日時 :02月17日 ]

必要ないと感じたら「断る力」

藤原さん
みなさん
こんにちは メンター役の ソフィットウェブプランニング 吉枝です。

ホームページで連絡先を公開したり、
電話帳に電話番号を載せたり、
いろんなところで営業活動を始めると、

逆に「お客さんになってくれそうなターゲット」として
営業の対象にされてしまうことは
ある程度 覚悟しておかなくてはいけませんね。

起業して作ったばかりの名刺を交流会で交換して、
喫茶店で情報交換しましょう と誘われて行ったら
2時間も「営業された!」と怒っていらっしゃった話も聞きますが、
話の途中で必要ないと感じたなら、きちんと断って 席を立てばいいのです。

特に、これまで営業の立場にたつことのなかった方は

「営業」=「売り込み」=「迷惑!」
の意識が強いと
自分のビジネスでも 「営業はしたくない。」「売り込みはしたくない。」

だから 「ホームページの検索で見つけてくれた人が来てくれるようにだけしておきたい。」
と考える方が多いのですが、
ビジネスの内容により、必ずしも「ホームページからの集客」が万能なわけではないのです。

起業すると
こちらから興味を持ってくれそうな方へアプローチすることも必要な場面が出てきますので、
営業する、も 営業されるも ある程度は お互い様 と心得ておきましょう。

そして、経営者として必要か必要でないかを冷静に判断する目と、
状況に流されず、「断る力」
を持っておくことが大事ですね。

藤原さんが受けた電話のような

「有名人との対談を取材させてください。」という勧誘は 女性起業家の集まりでも
「うちにもかかってきた~。」なんて話をよく聞きます。

昔からあるような、「このパソコンを買って 研修を受ければ 仕事を発注します。」
といった内職のあっせんもそうですし、

「この資格さえとれば・・・」
「うちのフランチャイズに契約すれば・・・」
「SEO対策すれば・・・」
「このセミナーに出れば・・・
「これだけの金額でホームページが・・・」
「あなたも本が出せます。」

すべて、ちゃんと対価を払う価値がある効果が得られる 内容のある良いサービスが提供されるなら
詐欺でも 何でもない れっきとしたビジネス。

それでも、その時の自分のビジネスの現状に、まったく必要ないサービスを
「売り文句」で乗せられて 契約してしまう
ことも多いようです。

くれぐれも契約内容をしっかりと 確認して、判断してください。

「うまい話には 裏がある」ではないですが、

「こんな価格で提供されるのは いったいどこで利益を得ているのだろう?」
『ビジネスの仕組み』を考えると、その裏が見えてきたり

「自分の心がひかれた時は」
「あれ?自分は 今どんな言葉に 気持ちが動いたのかな?」と
『買い手の心理』を分析して考えるようにすると、冷静な判断を失わずにいられるかも知れません。

 

また
ビジネス用の個人情報の公開も 誰しもアクセスできる公開のものと
顔のわかる人とで分けておくなど、保護することも必要でしょう。
資料請求時のメールアドレスも、大事な仕事用と分けておかないと あっという間に
売り込み用のメールに埋もれてしまうほどメールマガジンが送られてくるようになります。

藤原さんのように 心配な時には インターネットで評判を調べたり、
第三者の意見をもらって くれぐれもトラブルに巻き込まれないようにしてください。

営業を得意としているある方は
営業の電話がかかってくると、「他社の営業の手法を勉強する良い機会」とばかり
しっかり最後まで話を聞いて 営業トークを盗むチャンスにしているそうですよ(笑)。

また最近 「フリー」という 本が 話題になっていますが、
その本では、
「デジタルで提供されるものは 無料に向かう時代。それでも 利益を得るビジネスモデルがこれからの流れ。」
だといいます。

「だまされた!」
と言われない よいサービスや商品を提供する立場でいたいですね。

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