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友人の相談
( その他, キャリア, セルフチェック, 家族・友人 )  02月26日

みなさん、こんにちは。

最近、友人から仕事のことで悩んでいると連絡を受けました。

「できれば転職したい」と。

去年のゴールデンウィーク以来・・・久しぶりに会う友人。

順調そうに見えたのに・・・。

「どうしたの?」「何で転職したいの?」と喉まで出かかる。

しかし、彼女の疲れた表情を見ると聞き出すタイミングを逃してしまいました。

逆に「さゆりはどう?」と聞かれ、

「いやぁ、大変よぉ。でも、従業員を抱えていないから、なんとかね・・・」

コーヒーを飲みながら、お互いなんとなく核心に触れる話ができない。

「そう言えば、この前付き合っていた人とは結婚しないの?」

ちょっと違う話題を振ってみたり。

「彼もいよいよ仕事が危ないんだよね・・・もともと年収も低いから、結婚したら大変だなぁ~とは思っているんだけど」

こんなところからも彼女は転職したいのかなぁ~と思いつつ、

「そうかぁ・・・」ひとまずうなずく私。

「さゆりは結婚とかは?子供とかほしくないの?」と、彼女からの質問。

「いや、したいよ~。子供もひとり位はなぁ~って。でも子供が20歳の時に、自分の年齢を考えるとゾッとしちゃうけどね。ベビーカー押す体力があるのかなぁって。」

少し笑いを交えて答えた。

すると彼女はようやくリラックスしたのか、

「実はね~」と話を切り出した。

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「もう会社、辞めたいの。職場の上司が「まだか?まだか?」と、結婚だの出産だの、とにかくうるさくって!!」

お酒が入ると更にパワーアップし、

「俺の話をバカにして聞いていると、一生後悔する!」「女の幸せは・・・」と熱弁をふるうとか。

そんな上司が職場にいたら、さすがに疲れるだろう。顔を見るのもイヤだろう。

はっきり言って、大きなお世話だとも思う。

結婚していない・出産していないことが、そんなに悪いか!?不幸せなことか!?

怒りがこみ上げてくる彼女の気持ちも分かる。

結婚したい相手がいても、お互いが踏み出せない事情だってある。

そんな時の実際の彼女の行動はどうか?

納得のいかない上司の言葉にも「ありがとうございます」と、無理な笑顔をつくってしまう。

それは疲れて当然。

ここまで言われているのに!?・・・でも、部下として良く見られたいという矛盾した気持ちも分かる。

私も起業した時、ある男性に言われた言葉が印象に残っています。

「へぇ~、起業したんだ!結婚より、仕事かぁ・・・男性を必要としてないでしょ!?」

ぜんぜんそんなことないのにっ!!勝手なことを言うものだ!!

今も昔も、この類の話題で女性は常に悩まされる。

彼女の上司はセクハラに値する時代錯誤な言葉・・・でも、どこか痛いところつかれているかも!?と思ったり。

今の自分の生き方に自信を持っていれば、過剰に受け止めることもないのだろうけど。

自分の人生なんだから、自分の好きなように生きたい。

でも体裁という見えない巨大なプレッシャーがつきまとう。

日々、人と顔を合わせ、人の目にさらされて集団生活している以上、きっとこの体裁という厄介なモンスターと戦いながら、いろいろと決断・選択していくのだろう。

仕事なんだから、悩むなら仕事のことだけで悩みたい。

その人の生き方までを無責任に攻撃されて、その結果、仕事から・職場から離れたいと思ってしまうことは辛いこと。

仕事は“何をやるか?”が重要、“誰とやるか?”もやはり重要か。

その日はひとまず、彼女の怒りの話(気持ち)を聞いて終わりました。

彼女がその上司とどう向き合って、今の仕事に・職場にどんな決断・選択を下すのかを注目しています。

私にとっても非常に考えさせられる時間でした。

【メンター吉枝さんへの質問】
女性にとって仕事・結婚・出産・子育て・介護と悩めるテーマが多いですが、吉枝さんが知る元気が出る取り組み事例があれば教えて頂けますでしょうか?
よろしくお願い致します。

この記事へのコメント
 Posted by 吉枝ゆき子 [ 投稿日時 :03月03日 ]

世の中を変えていく力に

藤原さん
みなさん
こんにちは メンター役の ソフィットウェブプランニング 吉枝です。

藤原さんのお友達のお話、
避けようにも避けられない、毎日顔を合わせる職場の上司ではなかなかつらいことですね。

セクハラ、パワハラとも受け取れる状況は なんとかならないものでしょうか。

藤原さんも挙げていらっしゃるように
会社で仕事をしようにも 女性には 結婚・出産・子育て・介護と多くのハードルが待ちうけている上に
このように職場で 一方的な考え方を押しつけられて働きにくい現状があるのでは大変ですね。

起業をしていても、思いもよらぬ中傷や非難を受けてしまったり、お客さんとのやりとりや
ビジネスパートナーとやりとりで悩まされる場面もありますが、

真摯に聞くべきは聞く。
自分の中に 「相手にそういう態度を取らせてしまっている原因になることはないか?」と
反省するべきはする。

その上で、必要以上に落ち込まず 受け流すべきものは 相手より一段上がって 受け流す。
離れられるものなら 離れる。 
それでも、どうしても受け流せないものは 自分の中にも ひっかかりがあることであったりするので
自分がなぜ そのことに そこまで気持ちが揺るがされるのか振り返ってみて
そこに気づくことで 解消されることもあるようです。

仕事で パフォーマンスをあげていくには 常に「自分自身はハッピーな気持ち」で
仕事に取り組めていることが大事ですよね。
 
嫌いな上司の嫌なことから目をそらし いいことに目を向けて「感謝の気持ちを言葉で伝える。」
そんなことでも 自分の気持ちは ハッピーに向かい
マイナスの歯車がプラスに向かう力となると思います。

起業家だったらなおのこと 相手がどうであれ こちらからプラスの力を生み出していくパワーを
持っていたいものです。

 

最後におたずねの「元気が出る取り組事例」ですが、

女性が 女性の働きづらさや生きづらさをなどの困った現状を打破するために生み出さした ビジネスって
世の中にたくさんあふれていますね。

仕事・結婚・出産・子育て・介護と女性が生きていく上でぶつかる悩みの数だけ ビジネスはあふれて湧いてきそうです(笑)

先ほどのお友達のような事例には、
藤原さんにもご紹介したことのある パワハラ・セクハラ対策コンサルタントの樋口ユミさんに、ぜひご活躍頂きたいですし、

この「わたしと起業.com」のサイトのの女性起業家情報でも、女性の悩みに取り組んだ 
たくさんの先輩方のビジネスが紹介されています。

ざっとみただけでも こんなにたくさんの事例が・・・・

働くお母さんを支える病児ケアと家事代行

お母さんを応援したい・ベビーシッター会社

緩和ケアの診療所、在宅ホスピス医

言語障害・発達障害の子どもと親のサポート

生活弱者のための日常生活サポート事業

医療子育て相談・代替医療

働く独身女性のためのシェアハウス

働き続けたいという要望に応えるネットオフィス

・・・・

みなさん、ご自身がぶつかった悩みから 世の中の仕組みで足りない部分を 変えていく力になっていらっしゃいますね。
私自身も このように世の中を素敵に変えていく力になっていくことができたら 素敵だと思います。

ぶつかる困難は 考え方次第で 必ずチャンスに変わります。
がんばっていきましょう~。

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