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第3回 オーガニックコットン事業の将来性

大久保

オーガニックコットン事業の将来性については、どう考えていますか?

宮嵜

いいと思いますよ。

大久保

市場は伸びている?

宮嵜

世界的に拡大しています。
例えば、ファッション分野では、有名海外ブランドがオーガニックコットンの取り扱いを増やしている。

大久保

新たな市場が生まれているケースはありますか?

宮嵜

ペット分野がそうですね。
ペット衣料にオーガニックコットンが使われるようになりました。
昨年(2013年)暮れにオープンした幕張のイオンモールの中に、ペットモールPECOSがある。
規模が破格に大きくて、週末にはこのコーナーの前を10万人のお客さんが歩いているという。
基本コンセプトが<ナチュラル&オーガニック>なので、オーガニックコットンが重要な柱のひとつとなっている。
NOCメンバーのマザーズさんが中心になって、オーガニックコットン製品を取り揃えています。

大久保

ペットウェアは、20年ぐらい前に見始めたときは、違和感があったけど、今ではあたりまえの風景になってしまったね。

宮嵜

ある室内犬の統計では、1995年当時の犬の着用率は5%だったのが、現在は100%近いらしい。
ウエアで実際売れているのは、オーガニックなどのナチュラル系とヒートテック繊維のハイテク系です。
ペット同伴のパーティが催されていて、飼い主のファッションとペットのファッションのコーディネーションが競われたりしている。

大久保

犬猫は好きだけど、そこまではついていけそうにない、、、

宮嵜

ペットのいる家庭向けに、「生活の喜びで大事なのはなにか?」というアンケートを実施したところ、犬の飼い主は、一位が家族、二位がペット、、、猫の飼い主は、一位がペット、二位が家族、、、と答えていた。
時に家族以上に大切な存在になっています。

大久保

TVでたまたま見ていたら、定年後に夫を亡くした後、しばらくして愛犬が亡くなった女性が出てきて、「夫が亡くなった時は一月ほどで立ち直ったけど、愛犬が亡くなって1年以上経つが、いまだに立ち直れないでいる」と言っていたな、、、複雑な気持ちで聞いたけど、、、


宮嵜

ペットに関しては、昔の常識が変わりつつあると言わざるおえないね。

大久保

常識が変わるところには、新市場が広がっているということか、、、
そのほかに、オーガニックコットン事業での新しい動きのようなものはありますか?

宮嵜

コットンパフ

異業種とのコラボレーションが増えていますね。
オーガニックコスメのメーカーと組んで、コスメにコットンパフを合わせるとか、、、
自然石鹸とタオルやガーゼを組み合わせるとか、、、
新しいコンセプトとしては、<エシカルファッション>の流れがあります。
エシカルという言葉は、倫理的とか道徳的という意味だけど、ビジネスの世界にもそういうものが入ってきた。

大久保

エシカルコンシューマ−という言葉も、時折聞くようになったね。
  社会や環境に配慮した商品を購入する、賢い消費者という意味合いらしい。


宮嵜

欧米を中心にして、従来のビジネスの在りかたへの反省から生まれてきた。
大量生産、功利主義、植民地主義、グローバリズムなどに対するアンチテーゼだね。
いろいろな分野に渡るけれども、エシカルファッションは、なかでも重要な位置づけです。
エシカルファッションの中核にオーガニックコットンがあります。
エシカルファッションショーが世界各地で開催されていて、NOCも参画しています。
数年前から注目している新しい潮流ですね。

大久保

こういう新しい流れというのは、ビジネスや市場にどういう影響を与えるのか、、、
宮嵜さんは、どう思う?

宮嵜

少なくとも、先進国では、この流れは、もう逆方向に行くことはないでしょう。
規模やスピードを問わなければ、確実にビジネスのスタイルが変わり、市場も拡大する、と考えます。

大久保

これから起業したい女性にとって、オーガニックコットン事業はどうだろう?

次回に続く



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