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起業レッスン057 : 知識産業化社会(3) テクノロジストと組織

起業レッスン057 : 知識産業化社会(3) テクノロジストと組織
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前回は、<知識労働者(テクノロジスト)>について話しました。


1.工業化社会から知識産業社会への移行に伴って、新種の知識労働者=テクノロジストが続々と誕生していること。

2.あらゆる労働が知識労働化し、労働者はテクノロジストへと変貌すること。

3.2020年代の先進国では、テクノロジストが、知識産業社会の主役として最大の労働者層になること。

、、、などです。


今回は、 <テクノロジストと組織> について話します。


テクノロジストの増加にともなって、社会や組織(会社他)の性格が変わってきます。

テクノロジストの信条や価値観やニーズに影響されるからです。


では、テクノロジストの信条や価値観やニーズはどういうものでしょうか。


旧来の労働者と同様に、仕事に見合った報酬を期待するのは当然でしょう。

しかし、金銭は第一優先ではない、、、

なによりも、自分の仕事に価値を認め、それに生きがいを求めることを大事にします。

、、、というのは、テクノロジストが自分の軸足をおいている場所は、組織(会社他)ではなく、自分の専門領域だからです。


ですから、テクノロジストは、従来のように<○○会社の○○です>ではなく、次のように名乗ることで自己規定します。

<私はソーシャルメディアマーケッターです> <私は介護ケアマネジャーです> <私は理学療法士です> 、、、etc.


そして、自身の専門分野については、自分自身が意思決定でき、また、そうすべきだと考えます。

したがって、テクノロジストは、自身が所属する組織(会社他)よりも、自分の専門性に忠誠心を持つようになります。

組織(会社他)に対する被支配(被管理)的意識はなく、仕事をともにする他人に対しても上下意識はなく、すべてに対等でフラットな関係を持つようになります。

(もちろん、以上に述べたことは原則論であって、実際には多様な現実があります。)


このように、テクノロジストは専門性に立脚するがゆえに、独立意識も高くなります。

しかし、テクノロジストがその専門能力を発揮するためには、組織(会社他)を必要とすることも、同様に大事なポイントです。

テクノロジストは、組織の中にいようが、外にいようが、組織(会社他)と関わりを持たざるおえない不可分の関係になるのです。


さて、これを組織側から見ると、新たな多くの課題が浮かび上がってきます。

フルタイムで働く正社員を基準にした雇用システムでは、テクノロジストのニーズや行動様式に対応できなくなるからです。


今はまだ、<フルタイム正社員>が多数派でしょう。

しかし、これからは、契約社員、嘱託、派遣社員、パート、(ミニ起業家の会社との)業務契約など、雇用形態が多様化し、それぞれの雇用形態に、有能なテクノロジストが輩出し、組織にとって欠かせない人材となります。

従来の正規雇用社員の割合は漸減し、2020年代には5割以下になると予想されています。


非正規雇用も含めたテクノロジストのニーズと行動様式に適合した仕事や働きかたを提供できるかどうかが、組織人事にとっての最重要の課題となってきます。

組織にとって難しいのは、旧来の<命令や管理に基づくマネジメント>が通用しなくなることです。

また、お金で釣るような仕草は一番拙劣であり、結局は組織への尊敬を失うことになるので、そういう方法は次第に廃れていくでしょう。


では、どのようにすれば良いのか?



大久保忠男



** 以上は、2015年3月12日配信<起業レッスン>の再掲です *

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